
http://lite-ra.com/2016/11/post-2706.html
人手不足に拍車をかけているのが、宅配業界における労働環境の厳しさ、ブラック体質だ。ジャーナリスト・横田増生氏の
著書『仁義なき宅配 ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン』(小学館)には、想像以上に過酷な宅配業者の現実が詳らかにされている。
その一例としてあげられているのが、業界最大手であるヤマト運輸の下請け業者のケースだ。
横田氏は、ヤマト運輸の宅急便を各家庭に配達する菊池次郎(仮名)という下請け業者の助手として、その1日に密着している。
仕事が始まるのは朝の7時すぎ。ヤマト運輸の宅急便センターで菊池は自分の軽トラックにその日配達する荷物を積み込んでいく。
報酬は運んだ荷物の数によって決められ、その額は「1個150円強」だという。菊池が働くセンターでは、
1日に100個程度の荷物が回ってくるとのことで、単純計算すると日当は1万5000円ということになる。
〈菊池がこの日、3回の配達で合計100個強の荷物を配り終えたのは午後九時前のこと。不在で持ち帰った荷物は1個。不在の分は、
菊池の売り上げとはならない。(中略)
経費を差し引いて計算し直すと、時給は800円台にまで下がり、首都圏のコンビニやファーストフードの時給より安くなる〉
当然だが、配達員の仕事は肉体的にもかなりきつい。それにも関わらず、コンビニより安い時給で長時間勤務し、
さらには下請けだと3カ月で契約が切られてしまうのだという。労働の条件としては相当に厳しいものであり、人手不足になってしまうのも仕方ないというしかない。
この背景には、宅配業者の運賃ダンピング競争がある。現在、日本国内の宅配業界は、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社で
90%以上のシェアを占めているという状態だが、各社ともこの十数年の間で、運賃単価がどんどん下がっている。
〈ヤマト運輸では、2000年代初頭には、1個当たり750円近くあった運賃単価が、底となる2014年3月期の決算では500円後半にまで下がった。
佐川急便では、2000年代初頭に1000円台近くあったのが、底となる2013年3月期には500円を切るまで落ちている〉
そして、運賃のダンピングの大きなきっかけとなったのが、ネット通販最大手のアマゾンだ。
アマゾンは日本に進出した00年当時、「1500円以上の買い物をすれば送料無料」という設定だった。
その当時は、「物流センターの構内作業から宅配業務まで日本通運に業務を一括で委託していた」という。
つまり、日本通運のペリカン便(現在の日本郵便のゆうパック)がアマゾンの商品の宅配を担い、その運賃は300円前後だったという。
しかし、その後、アマゾンは大きな決断に出る。
〈アマゾンジャパンは全品送料無料として、日本での売り上げ拡大を図った。
その日通に代わって、佐川急便がアマゾンの荷物を運びはじめたのは、2005年前後のこと。佐川急便が値引きした運賃を武器に
日通から荷物を奪い取った〉
その結果、佐川急便はアマゾンのシェア獲得でヤマト運輸を抜き業界1位の座を手に入れたが、大きな代償を払うこととなる。
〈アマゾンの荷物によって佐川急便の各営業所の収支が悪くなったばかりか、商業地区における午前中の配達率や時間帯サービス履行率、
発送/到着事故発生率などの現場の業務水準を測る指標も悪化した。収支だけでなく、サービスレベルも悪くなったのだから、踏んだり蹴ったりの状態だった〉
つまり、アマゾンの荷物を運ぶことは、佐川急便にデメリットしかもたらさなかったのだ。
そして、13年春に佐川急便はアマゾンの配送の大部分から撤退し、運賃の「適正化」、つまり値上げを進めていくこととなる。
佐川急便の撤退後、アマゾンの荷物を運ぶことになったのがヤマト運輸だ。当然、アマゾンはヤマト運輸にとっても大きな負担になっており、
同書では「関西地方のヤマト運輸で10年以上働き、宅急便センター長を務める近藤光太郎=仮名」なる人物が、その実情を以下のように告白している。
「これだけ荷物が増えると、現場としては迷惑以外の何物でもないですね。アマゾンのせいで、午前中の配達が一時間後倒しとなりました。
一年以上たった今でも、アマゾンからの荷物は正直いってしんどいです」
さらに、荷物増加と運賃の下落は、労働環境にも影響を与える。以下も近藤の証言だ。
「多いときは、月に90時間から100時間ぐらいサービス残業をしていますね」
略
運送業界絡めてないだろ
これだよね
書いた人わかってないんじゃね?
みんながあらゆる荷物についてそうすれば>>1の運転手は失業してざまあみろ?
自分達で受けといて悲鳴ってどういうことだよ
現場の人間→断る権限が無い
経営陣→断る権限はあるが現場の実情を知らない
ちゃんと分けろよ
糞記事取り下げてくれ
別に奴隷じゃないんだろう
現場はブラックでも経営陣は毎年営業利益が右肩上がりでホクホク
結局、ワタミと同じで利益が増えた分人増やさないとか給料上げないとかが問題なだけ
せめて給料だけでも上げていれば電通のようにエリート企業でいられる
上げないとワタミと同じ
増やせないならそんな仕事は受けるな
それよりも全商品を営業所止めで受け取れるようにしろ。
倉庫からピザ屋までは運送会社、ピザ屋から届け先まではピザ屋。
断れないのだろうか
早く欲しかったら早く注文しろ
自分らで配れやボケ
儲かるからアマゾンの仕事受けてんだろ?
その儲けをちゃんと現場の人間の給料や労働環境にまわさないから
悲鳴が出るんじゃないの?
まあヤマトの上の人間は儲かって笑ってんだろうけどw
嫌なら断ればいいだろ
このまま行くしかない
ぶっ壊れてから人を増やしても手遅れなのにな
日本の労働生産性は低いって言われてるのにどうすればいいんだよ
クロネコの社長が努力して設備投資しろ!アマゾンは悪くないないだろう
早く届ければ消費者の満足度は向上するんだから
最速最短配送なんて求めてないんだよ
だよねー
面倒だからほぼコンビニ着ばかり使ってる
出来ないのも多いけど
クロネコメンバーズでいいじゃん。
人がいなくなるんだもの。それとも老人に働かせる。給与半分でもいいよ。
その代わり人を増やせ。そしたら解決だ。こんな分かり易いことを経営者はやらず
あたら若者をぼろ雑巾なみに使い捨てにしている。
こういう記事がどんどん増えればいい
Amazon使わなきゃいーんだなー。棒読
日通といえば研究資料とかややこしいブツを運ぶのに丁寧で比較的安価で運んでくれるイメージがあった
他の会社じゃ断られる壊れ物類もきちんと運んでくれるクオリティが高いイメージ
アマゾンから撤退して正解だな
Amazonの小売とヤマト運輸の物流は一応業界が違うし対等な交渉相手だからな。
それで文句を言うとか何か変って感じ。
それより同じ車業界の中での下請けいじめの方が賃金や労働時間含めて
ずっと深刻だと思うけど。
おまえ最低だな
運転手さんの健康も考えてあげてよ
いつでも迅速に配達してくれて感謝だわ
>経費を差し引いて計算し直すと、時給は800円台にまで下がり、
物流の時給ってそれくらいの相場じゃね?
早朝からの新聞配達の時給も手当を抜くとそれくらいなはず。
もしくは処理能力に応じた受注のみするものだ
うちに来る人たちは、ヤマトらの配送業者じゃないよ
簡易包装だし、どこ走ってるか見えるし
>>40
アマゾンプライムは、アマゾンのマーク入りブルゾン着ている
ヤマトじゃない
こういう記者って、ネット情報を寄せ集めて書いている
個人ブログの方は、実体験でブログ書いているから
個人ブロガーの方が信頼性が高い
1時間で欲しいなら さ
送料1000円ぐらい払えよ
俺はてっきりバイク便でも使うのかと思ったけど。
ア○ゾンとブラックヤマトは違法行為をしているんじゃないの?
sssp://o.8ch.net/j8y7.png
現場で資材足りなくなったら、現場で注文してもってこさせることとかもできるのかw
運送の手配済ませるまでは保留状態なんじゃないのか
amazonは年に50個は注文するがヤマトで再配達させたことは全くない。
どこもアマゾンやらないんだから、ヤマトは運賃を上げ放題に出来るのに
いつものように結論は経営者が馬鹿ってだけ。
「いつなら居ますか?」とか聞かれたことないぞ。
そのくらいの御用聞き誰でも出来るだろ。
それを集約、共有して無駄な動きを減らせば今の半分から2/3位まで仕事減らせるだろ。
あとサインを求めるな。
普通に置きざりにすれば済むパターン
もたくさんあるだろう。
配達の証跡に写真か映像でも取っておけば良い。
とにかく無駄が多いよ。多過ぎる。
ルールを変えろ。